FD3Sの純正イグニッションコイルとイグナイターの価格です。

2017年8月。
弊社では、劣化した純正イグナイターのリフレッシュと
更なる性能向上を目指し、コイルに供給する電流値を上げた
【 パワーイグナイターtypeA 】を発売しました。

が、今後、純正の点火系パーツは価格が上がるだけでなく、
将来的には製造廃止により手に入らなくなってしまうという危機感と、
FD3Sにいい状態でいつまでも元気に走り回って欲しいという願いから
【 パワーコイル&パワーイグナイターtypeAV 】の開発に取り掛かりました。

【 パワーイグナイターtypeAV 】の「AV」とはアンペアとボルテージ、
つまり一次電流と一次電圧を上げた商品です。

コイルのパフォーマンスを発揮させるには、
コイルに供給する電流値も電圧値も上げたいところです。

電流値だけを上げた場合、低回転域でのトルクアップを感じやすいです。
また高回転での失火予防になります。

加えて電圧値も上げた場合、低回転域のトルクは更に上がり、
高回転でのパンチが出ます。

ただし、電圧値を上げると純正コイルは壊れてしまうので、
【 パワーイグナイターtypeAV 】では、純正コイルよりも出力向上した
専用のパワーコイルもセットにして販売いたします。

コイルは、純正がL側1個、T側2個の3コイルに対し、
【 パワーイグナイターtypeAV 】では、全て独立のL側2個、T側2個、
計4コイル仕様になります。

特にブーストを上げてパワーを出している車両には、
高回転やアクセル踏み足し時の「ノッキング予防」にもなります。

CPUのセッティング変更・燃調などは必須ではありませんが
リセッティングしたほうがより生かせます。

特に閉角時間の設定を変更したほうがより効果を発揮できますので
パワーFCなどの社外ECUをご使用の方には、設定数値をアドバイスいたします。

点火系強化により未燃ガスが完全燃焼に近づくので、燃料を増量しなくても、
【 パワーイグナイターtypeAV 】導入後は少なからず体感できるレベルで
レスポンスやトルクアップします。

勿論、燃料を少し増やす方向でパワーアップすることはテスト結果として出ています。

更に、この商品の性能を最大限に引き出すための低抵抗プラグコードを付属。
ノイズを発生することはないのでご安心ください。

取り付けはすべてボルトオン。
増設されたL側コイルへ供給する配線は、イグナイターから出ているカプラーを繋ぐだけ。
その他の配線類もすべて純正カプラーと同形状のカプラーを採用しています。

<セット内容>
パワーコイル×4
パワーイグナイターtypeAV
専用プラグコード×4
取り付けステー&ボルト類一式
配線一式